今回のお悩みです・・・


英語の聞き流しって一度はやってみようと思いますよね。でも、やってみたけどあまり効果があるようには思えない・・。
今回はそういった悩みに応えていきたいと思います。
今回のお題は、英語の聞き流しでリスニング力を向上する方法 です!
ここで少しだけこいわの自己紹介させてください
大学時代に英語の勉強に目覚め突然留学を決める。
留学時代は日本語をとにかく排除し、留学中にTOEICの点数を400点から800点に倍増させた。
現在870点。日々英語を使って仕事をしている。
先日以下のようなツイートをしました。
👂聞き流しでリスニング力を向上する方法
①知らない単語ばかりの音源は聴かない
②聞き流しをする前にある程度中身を理解しておく
③リンキングと発音を正しく理解しておく
④総合的な英語の勉強も続ける音源は迷うのであればYouTubeやNetflixから選べばOK
— こいわ @ 子供と英語✨ (@koiwashita) July 10, 2020
英語の聞き流しをするためには、この4点を守っていけば必ず上達します。
ツイート中では説明しきれなかったので、少し噛み砕きたいと思います。
では早速説明していきます。
目次
英語の聞き流しでリスニング力を向上する方法
知らない単語ばかりの音源は聴かない
英語の文章を読むときに、知らない単語ばかりの文章だと、全く頭に入ってこないと言う経験はないでしょうか?
文章を読み進めるときでさえ、単語がわからないと時間がかかってなかなか先に進まず、続かなかったりしますが、音源の場合は余計にその傾向が強くなります。
単語の半分もわからない状況では、内容が全く理解できないまま、ただただ音を聞いているだけとなります。
その場合は、聞き流しの効果がほとんどなくなってしまいますので、まずは自分のレベルにあった音源を選ぶべきです。
例えば、初心者が海外の英語ニュースや、ドラマ、映画をみてリスニングを上達させようとしても、ほとんど聞き取れず、勉強の効果がなかなか出ません。難し過ぎて理解が追いつかないからです。
音源は自分のレベルにあったものを選びましょう
聞き流しをする前にある程度中身を理解しておく
音源のレベルをちょうど良いものを選んだら、次に聞き流しをする前に一度文章に目を通し、文の内容をあらかた理解しておくことが必要です。
それによって音源の聞き取りが難しく、理解できない部分があったとしても、文脈を捉えているため、すぐに次の文節から復帰することができます。
内容が全く理解できなくなってしまうと、飽きてしまい続かなくなってしまうので、読んで理解ができるものを選ぶのも重要です。
中身の理解をした上で聞き流しをやろう
リンキングと発音を正しく理解しておく
リンキングとは英語の単語と単語がつながって発音される方法の総称です。
単語の母音や子音がつながって発音が変わる現象で、以下のようなものがあります。
・feel like フィール ライク→フィーライ
・get you ゲットユー→ゲッチュー
また、英単語の発音自体も日本語英語で慣れてしまっているようであれば、ちゃんとした英語の発音を覚え直す必要があります。
日本語の中にすでに馴染んでいる言葉の方が英語の発音を覚え直すのが厄介だったりします。
・water ウォーター→ワラー
・orange オレンジ→オーランジ
ある程度上記のようなリンキングや発音を正しく理解できるようになってくると
ある日急に英語の聞き取りができるようになってきます。
発音を正しく知っていないと聞き取れることができない
総合的な英語の勉強も続ける
最後に、これは当たり前のことですが、英語の総合的な勉強も続ける必要があります。
単語の勉強だったり、文法の勉強だったり。後は読み書きなどの勉強も続けていかないと、聞き流しだけをやっていても英語は急激には伸びていかないでしょう。
よく聞き流すだけである日英語ができるようになった!のような宣伝の仕方をしている教材がありましたが、それを続ける効果は0ではありませんが、英語の上達に関してはなかなか難しいと言わざるを得ません。
聞き流しだけで英語を上達しようとしない
こういった聞き流しをすると効果が薄れる
次に失敗談です。
英語の聞き流しをすれば英語が上達すると思っていたら、思ったより効果がなかったと途中で諦めてしまうかもしれません。
理由は次に挙げるようなことをしている場合が考えられます。
こういったやり方をしてしまうと、効果がない、または失敗してしまいます。
集中できていない
聞き流しをするときには、ある程度集中して聞き流す必要があります。
聞き流すのに集中するとはどういうことかと言うと、以下のような場合には聞き流しをしていても脳が言葉を聞き取るように働いてくれず、ただの音楽を聞いているのと同じ状態となります。
- 考え事をしている
- 誰かと会話をしている
その理由としては、脳が言語活動をすでに行っている状態だからです。
この状態の時に英語を聞いても脳が理解をしようとしてくれません。
ではどうすれば良いかですが、
- 通勤時間で電車に乗っている時
- 家の中を掃除中の時
など、脳がそこまで活発に働いていない時に聞き流しをすると良いです。
聞き流しをしながら、場合によっては音源に集中をして、内容を聞き取ろうとすることができるかが鍵です。
ただ単純に言葉を流しているだけではわからない言葉も、集中しながら聴くことによって理解できるようになっていきます。
課題を設けていない
聞き流しをしている上で、飽きてしまう理由の一つが課題を設けていないと言うことです。
ずっと目標もなく聞き続けていると、自身の成長度合いがわからず、ただ苦行を行っているだけと言うふうに感じてしまうことがあるかもしれません。
1日あたり10分は少なくとも集中して音源を聴く時間として、後の50分は一旦聞き取れたものを聞き流す。
これはあくまで一例ですが、1日あたりのターゲットを明確に持ち、それに向かってやっていくことで達成感ができ、成長を感じられることができます。
総合的な英語学習をしていない
これは先に書いたことの裏返しですが、英語の勉強を聞き流しだけに頼ってしまうと、どうしても偏りが出てしまい、英語の能力を伸ばすのが難しくなります。
英単語は実際に目でみて、スペルを覚えないといつまでも書けるようになりませんし、英文を読むことにも慣れないとTOEICのテストはとてもすべて解き切ることはできません。
まとめ
今回は英語の聞き流しをすることで英語の上達をするにはどうするかと言う話をしました。
ポイントをまとめると以下の4点です。
① 知らない単語ばかりの音源は聴かない
② 聞き流しをする前にある程度中身を理解しておく
③ リンキングと発音を正しく理解しておく
④ 総合的な英語の勉強も続ける
特に、聞き取りをする上で必要な準備として、リンキング、と発音はしっかりと押さえておかないといけません。
それができていない、間違っている状況では、どんなに頑張っても聞き取れない単語が必ず出てくるでしょう。
それは英語耳ができていないからと言うことではなく、発音を知らないからと言う問題です。
ですので、まず初心者の場合は聞き流しにトライするとともに、リンキングの学習や練習をしてみましょう。
それが英語上達の近道になると思います。
ちなみに、英語の聞き取りをするのであれば以下の教材がオススメです。
英語のスピードは少々早いですが、英単語のレベルとしてはそこまで難しくなく、内容も理解しやすいものとなっています。
ですので、英語の聞き流しに集中することができます。
15時間で速習 英語耳 頻出1660語を含む英文+図で英会話の8割が聞き取れる
では、今日はこの辺でおしまいとします。
また別の記事でお会いしましょう。